日　程　：　第１グループ　・・・　３月１４日　～　３月１８日　（５日間）
　　　　　：　第２グループ　・・・　３月２２日　～　３月２５日　（４日間）

場　所　：　福島県相馬市　大野台仮設住宅　集会所、サポートセンター

　震災から１年が経とうとしている中で、私たちに何ができるかを考えて
いました。
　本校の理事長は阪神淡路大震災の時にも避難所をまわり整体ボラン
ティア活動に参加したことがあり、今私たちの技術が役に立つのは間違
いないとの思いがあったそうです。

　多くの方々と卒業生の会である国際康復療術協会のご協力があり、
福島県相馬市にある大野台仮設住宅へ整体ボランティアに行くことが
できました。　ご協力いただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。

　現地に着くまでは、施術を受けに来ていただけるか、喜んでもらえるか、何を話せばいいんだろう、など色々と考えてしまっていましたが、現地に着き準備を始めると　「まってたよ～」　と最初の方が来てくれました。待っていてくれたんだと嬉しい気持ちと同時にやるぞ！と気合を入れ整体ボランティアが始まりました。
時には、ボランティアが来ていることに気づいていない方もいるので、一軒一軒回ったりもしました。
第１グループは、学生７名職員１名の合計８名で行い、５日間で１２８名の方々に施術を受けていただくことができました。
第２グループは、学生６名職員１名の合計７名で行きました。第１グループでの評判もあり４日間で２１４名もの方に施術を受けていただくことができました。
　中には、毎日きてくれる方もいたり、「歩けるようになった」、「よく眠れた」、「肩が上がるようになった」などとても喜んでいただくことができました。

　今回の活動は、本校の学生を連れて行っていますが、勉強の一環ではなくボランティア活動であります。
積極的に取り組み１０人以上の施術をしていても「疲れた」と口や表情に出さない生徒達を見て頼もしく感じました。

　第１グループ、第２グループ合わせて９日間で３４２名の方々を施術することができ、たくさんの方々に喜んでもらうことができました。　この活動は今回だけで終わってしまっては意味がないように感じます。何度も繰り返し行なっていかないと本当の復興にはつながらないと思います。授業もあり頻繁には行けませんが、今後も継続的にボランティア活動を行なって参ります。